占いって、気づいたら「当たる人どこ?」って検索してる。でもその検索、もしかして間違った沼にハマってない?

この記事は、占いに期待しすぎて、財布も情緒も爆散した人に贈る、“騙されないための7つの自衛術”。やさしく笑えて、ちょっと刺さる。でも役に立つ。
「未来を占う前に、占い師を見抜け。」
占い師の選び方①:占術で選べ!自分が聞きたい内容に合ってるか確認


「なんか全部当ててくれる系で!」とか言い出すと、占い師も引く。占術にはそれぞれ得意分野があるの、知ってた?
占いたいテーマに合ったジャンルを選ばないと、恋愛相談で“干支の相性”とか言い出されて涙が出るぞ。
▼よくある占術とその得意分野
占術 | 得意ジャンル | 備考 |
---|---|---|
タロットカード | 恋愛、人間関係 | 現在の気持ちや流れに強い/当日もOK |
西洋占星術 | 恋愛、性格分析 | 生年月日・生まれた時間が必要 |
四柱推命/算命学 | 人生全体、性格、運命 | 生年月日命。未来予測も割と正確め |
霊視・チャネリング | スピリチュアル全般 | 当たれば奇跡、外れれば…うん。 |
▼ジャンルミスるとこうなる
- 「仕事の相談したいのに、元カノのこと聞かれた」
- 「恋愛の悩みを言ったら、いきなり来年の厄年の話された」
- 「霊視って言うから見えるのかと思ったら、めちゃくちゃ普通の人だった」
自分が何を相談したいのか、まずはざっくりでも決めとく。
目的と占術のミスマッチは、金の無駄遣いでしかない。それはもう、紙を燃やす勢いで。
占い師の選び方②:「当たるかどうか」より「話を聞いてくれるか」で選べ。


占いって、未来を言い当てるショーじゃないのよ。いや、当たればラッキーだけど、それよりも「ちゃんと話聞いてくれるか」が超・重要。
中には、いきなり命令口調で「あなたはこうすべき」って言い出す占い師もいる。は? ってなるよね。誰目線?
▼理想の占い師像
- こちらの話をちゃんと聞いてくれる
- 押し付けがましくない
- 「絶対こうしろ」と決めつけない
- 言葉の選び方が柔らかい(でも芯はある)
▼地雷占い師の特徴
- 「全部言い当ててやろう」感がすごい
- 「それ、前も見たけどね」とマウントを取る
- 相談してるのに、説教タイムが始まる
冷静に言うけど、こっちは悩んでるから金払ってんのよ。
高圧的な態度なら、未来当てても意味ないから。ストレス増えるだけだから。
話をきちんと聞ける人、それが本物。超能力じゃなくて、共感能力がいるんだよ。
占い師の選び方③:口コミは読むけど、全部信じない


ネットのレビューって、沼なんだよね。「当たる!」って絶賛してる人もいれば、「全然ダメ!」って怒ってる人もいる。
じゃあどっちを信じればいいのか? …答え:どっちも信じすぎんな、です。
占いの満足度って、占い師のスキルより「その人とあなたの相性」で決まるところが大きい。
「先生のおかげで人生変わりました✨」ってレビューも、その人のメンタル状態がアレだっただけかもしれないし、
逆に「全然当たらなかった!」って言ってる人が、無茶ぶり質問ばかりしてた可能性もある。
レビューって、あくまで“参考意見”。レストランだって星5でも「え、ふつうじゃね?」ってなるでしょ。
だから、口コミを見るなら
- 複数のレビューを見て共通点を探す
- あまりにも絶賛・信者っぽい書き方は流す
- 自分に合いそうかどうか、雰囲気で判断する
あと、SNSの「#占い当たる人教えて」で探すのも手だけど、急に勧誘DMくるから注意な。
レビューの海で溺れるより、まずは足だけ浸けてみて。冷たいと思ったら、やめとこう。それでいい。
占い師の選び方④:初回は短時間&安めにして様子見


「初回から1時間フルでお願いしまーす!」って言って、いきなり1万円払う人。すごい、未来より先に財布が死んでる。
初対面の占い師にいきなりフルコース頼むのは、知らないシェフに「おまかせで!」って言ってウニだけ出されたときと同じリスク。
まずは“お試し感覚”で短時間&安めにするのが鉄則。
15〜30分くらいでいい。話してみて「この人、合うかも」って思えたら延長すればOK。
逆に、「うわ、合わない」「何この人怖…」と思っても被害が最小で済む。
そして、初回で見極めるべきはココ
- 話し方のテンポは合うか
- 聞きたいことにちゃんと答えてくれるか
- 金額や時間に対して納得感があるか
これ、マジで“占いの体験版”だと思って。いきなり課金してレベル上げるタイプの人は、慎重に。
一度冷静に「この人に1時間分の人生預ける価値あるかな?」って考えてから延長ボタンを押そう。
占い師の選び方⑤:質問の仕方も自分で考えろ


「私の未来どうなりますか?」
…うん、知らん。たぶんあなたも知らん。それを知りたいから来たんだろうけど、
それ聞かれても、占い師は“心のWikipedia”じゃないから困るんだよ。
占いって、質問の質=答えの質なの。
ざっくりしすぎると、出てくる答えもフワフワした抽象ワード集になるだけ。
「幸せになります」「今は我慢のときです」「努力が実るでしょう」…あっ、書いてて眠くなってきた。
▼良い質問の例:
- 「今の職場にこのままいて大丈夫ですか?」
- 「あの人とまた会う可能性はありますか?」
- 「今月、恋愛で動くならどのタイミング?」
具体的に聞けば、具体的な答えが返ってくる(※まともな占い師なら)。
要は、「自分で考える気ゼロ」だと、占いも雑になるってこと。
占いをただの運ゲーにしないためには、自分の頭を5%くらいは回してから行こうな。
占い師の選び方⑥:本名・生年月日・写真を「絶対必要」と言ってくる人には少し警戒


占いの種類によっては、たしかに生年月日とか必要。でもな、「絶対に名前・写真・LINE IDください」って言ってくる人には、一歩引いて「それ、占いに要るのか?」って思考回路を起動させてほしい。
情報が多ければ、そりゃそれっぽく話せるよ。問題は“それっぽさ”で信じちゃうあなたの脳みそなのよ。
▼こういうケース、注意
- 「本名がないと波動が読めません」←読めなくていい
- 「写真を通して霊視します」←Google画像検索では?
- 「生年月日から前世を見ます」←前世、何個あると思ってる?
もちろん、本当に必要な場合もある。でも、その情報を「どこで」「どう使うか」をちゃんと説明してくれる人じゃないとアウト。
「とりあえず全部送って」は信用の放棄。
もし「後で営業メール来た」「LINEで変なスピ系勧誘来た」とかあったら、はい、それ詰みコース。
ネット占いが増えた今だからこそ、情報の渡し方は慎重に。
未来より先に、個人情報を見られまくってる可能性があるからね。
なんなら、占う前に「この人、私の情報どう扱うんだろう」ってのが、最初の占いかもしれない。
占い師の選び方⑦:「不安を煽るタイプ」は即ブロック


「このままだと破滅します」「あなたには悪い霊がついています」「助けたいんですけど、追加で3万円かかります」——
はい出た、スピ詐欺コンボ。もうね、こういうのに出会ったら未来より先に画面を閉じて。
占いって、人を安心させるためのもの。
人を不安にさせて金を取るのは、ただの脅し。
それ、“占い”って名前つけてるだけの恐喝ですから。
▼こういうセリフに注意
- 「あなたのオーラが濁ってる」←洗濯機じゃないんだから
- 「前世の業が影響してる」←便利な言い訳ベスト3
- 「このままでは不幸になります」←何も言ってないのと同じ
本当に信頼できる占い師は、どんな悪いことでも言い方に配慮するし、選択肢をくれる。
逆に、不安だけ撒き散らして「でも対処法は高額です」って言い出す人は、もう完全アウト。即ブロ。塩まく必要もない。
あなたの悩みは商品じゃないし、不安は人の弱みにぶっ刺さるナイフだってこと、忘れないでね。
まとめ
占いは、未来を変えてくれるものではありません。でも、「どう考えるか」を整理するヒントにはなります。
大事なのは、占い師を信じることじゃなくて、自分の感覚を信じて選ぶこと。
運命の舵を握るのは、いつだってあなた自身です。